いや〜お正月って最高ですよね!
多くの人が学校や仕事から解放され、のんびりと正月料理を食べます。
そんな料理の中には、「もち」を使ったおしるこもありますね。
あるいは、地域のイベントに参加して「おもちつき」をした人もいるかもしれません。
このように、日本の正月文化には「もち」が欠かせません。
そんな「もち」が主人公のイベントがあります。
それは、「鏡開き」です。
絶対に一度は聞いたことある単語ですが、説明しろと言われるとあいまいですよね。
「もちを飾っておいて、なんか時期がきたらハンマーで割るんだよ……」
ってなっちゃいますよね。
せっかくの素晴らしい日本文化です。
興味をもたないなんて、もったいない!
大丈夫です!
この記事では、サクッとわかりやすく「鏡開き」を説明します。
Contents
【分かりやすく】鏡開きはいつ?意味は?2021年の日にちはいつからいつまで?英語で何という?
鏡開きは、鏡もちを叩き割って食べるイベント
鏡開きは、「鏡もちを叩き割って食べるイベント」です。
要は、かたいおもちを叩き割って食べるのです。
重要なのは、「叩き割る」ことです。
これにはちゃんと理由があります。
「え、包丁で切った方が良くない?」
私たちの感覚ではそうです。
しかし、昔の感覚は違いました。
もともと鏡開きは武家のイベントでした。
彼らにとって、「包丁で切る」=「切腹」という連想があったのです。
鏡開きをするときは、包丁を使わないようにしましょう!
鏡もちには神様が宿る。神様がいなくなったら食べてOK
「鏡もち」というのは、要するに「神様にプレゼントしたおもち」のことです。
(「鏡」って名前なのは、昔の鏡に似てるからです。)
日本の家屋では、下の画像のようにお供えします。
これは、穀物の神様へのプレゼントです。
神様がここに来て、お正月の間はずっといます。
お正月の間、ずっとです。
神様がいる間は、食べれませんよね?
いや、だって神様がいるんですからね。
神様を食べるわけにはいきませんよね。
鏡開きは、1月11日
というわけで、神様がいなくなるまで待ってから食べます。
七草がゆを食べるのは1月7日です。
七草がゆの面白い歴史については、こちらの記事をご覧ください。
この1月7日は、「松の内」が終わる日です。
「松の内」とは、正月飾りを飾っていい期間です。
鏡開きは、1月11日です。
みなさん、鏡開きの用意は大丈夫ですか?
鏡開きは、変わってしまった
上で紹介したように、鏡開きは「かたくなった」もちを叩き割るイベントでした。
しかし、時代は変わりました。
「かたくならない」鏡もちが登場したのです。
それがこちら。
スーパーなどで、見たことのある人も多いかもしれませんね。
プラスチックに包まれており、空気に触れないため「もち」が美味しく保たれます。
とても便利なので、ぜひ見てみてください↓
鏡開きは、英語で「Kagami biraki」
Wikipediaの英語版では、「Kagami biraki」とローマ字で説明されています。
しかし、これでは当然意味が伝わりません。
意味を英語に翻訳するなら、
「Opening the Mirror」
や
「Breaking of the Mochi」
などが良いでしょう。
海外の人に、日本の素晴らしい文化を伝えていけたらいいですね!
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