新型コロナウイルスが全国で猛威をふるい続けています。
感染者数がどんどん増えていくにつれて、
「身の回りでも感染者が出た!」
という方も多いのではないでしょうか?
鼻に綿棒を突っ込まれて痛がっている人を、
画面の向こう側で見かけたことがあると思います。
こういった新型コロナウイルスの感染テストは
もはや遠くの出来事ではなくなり、
あなたもいつ検査の必要に迫られるかわかりません。
実際、この記事を執筆している私ジャパナードも、
先日pcr検査を受けてきました。
本記事では私が実際にpcr検査を受けた経験を通して、
pcr検査の実際の様子を詳細にお伝えできればと思います。
Contents
【2021年5月最新情報】pcr検査キットとはなにか?かかる時間は?費用・値段はいくら?唾液の方法、やり方は?
このブログでは、新型コロナウイルスの最新情報をお届けし続けています
このブログでは、新型コロナウイルスの最新情報をお届けし続けています。
特に、新型コロナウイルスに感染した際の初期症状に関して、
どこよりも詳しく、わかりやすく情報をお届けしてきました。
TOEFL ibt 100点の英語力を誇る私が、
一つ一つ海外の医療系ウェブサイトを翻訳して
記事にしてきました。
pcr検査を考える前に、
まずはご自身が新型コロナウイルスの初期症状をおもちでないか、
確認なさることをお勧めいたします。
思いも寄らない意外な初期症状が、
新型コロナウイルスを示唆しているかもしれません。
詳しくは、こちらの記事をご参照ください。
Q.pcr検査とはなにか? A.新型コロナウイルスの感染状況を確かめる検査
pcr検査とは、
新型コロナウイルスに感染しているかどうかを確かめるために利用される検査方法の一つです。
PCRとは、
Polymerase
Chain
Reaction
の頭文字をとったものです。
日本語に訳すなら、「ポリメラーゼ連鎖反応」です。
新型コロナウイルスに感染すると、
人間の咽頭部(喉の奥)などに
ウイルスがいっぱい存在する状態になります。
ものすごく簡単にいうと、
pcr検査ではこのウイルスを含んだ唾液などを用いてウイルスの増殖を試みます。
もし増殖に成功したならば、
その人の体内にはウイルスが確かにいっぱいいたことが示唆されます。
一方で、もし増殖に失敗した場合、
その人の体内にはほとんどウイルスがいなかったことが示唆されます。
これが、pcr検査の原理です。
(本当に詳しい説明をしようとすると、高校程度の生物学の知識が必要になります。
もし需要があれば、本ブログでもご紹介いたします。)
Q.pcr検査にかかる時間は? A.私が受けたものだと、1時間前後
pcr検査にかかる時間は、検査形態によって大きく異なります。
私が今回受けた検査形態は、
唾液を指定された方法で検査所に郵送し、
後日結果が通知されるものでした。
唾液の採取・郵送などの手間を全て合わせると、
大体1時間くらいを要しました。
検査結果は2日後に、アプリを通して通知されました。
私の友人は海外出張のためにpcr検査を複数回受けさせられましたが、
その際はかなり手間取ったようです。
Q.pcr検査の費用・値段はいくら? A.私は無料で受けられました
私が参加したpcr検査は、
内閣府からの協力要請のもと実施されたモニタリング試験でした。
したがって、私は無料でpcr検査を受けられました。
この記事をお読みの皆さんも、
所属されている会社、学校、
あるいはお住まいの市や区など、
自治体が無料pcr検査を実施しているかどうか、
ぜひ確認してみてください。
ちなみに、厚生労働省の発表によると、以下のようになっています。
(出典:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00004.html#Q5)
新型コロナウイルス感染症を診断するためのPCR検査等については、医師が必要と判断した場合に、帰国者・接触者外来等都道府県等が指定する医療機関で実施されます。また、一部地域では、地域医師会等の協力を得て「地域外来・検査センター」を設置し、集中的に検査を実施しています。
これらの機関においてPCR検査等を実施した場合は、検査費用の自己負担はかかりません。初診料等の自己負担分は患者の負担となります。
つまり、医師の診察の元でpcr検査の必要性が判明した場合は、
無料でpcr検査を受けられる、ということですね。
Q.pcr検査の具体的なやり方は? A.画像付きでご説明いたします
それでは、私が受けたpcr検査の具体的なやり方・手順をご説明いたします。
こちらがpcr検査キットです。
中を開けると……。
白い箱が出てきました。
さらに中を開けると……。
色々と書類が入っていますね。
かなり丁寧に説明してあったのですが、
全て読もうとするとかえって時間がかかるような印象でした。
そして、こちらが検査の要となる唾液採取器です。
これは、少し特殊な構造をしていますが、
基本的にはただの「漏斗(ろうと)」ですね。
中に無色透明の液体が入っていました。
粘り気があって、芳香族の匂いがしました。
アセトンに近い有機物だと思います。
実際の検査は、アプリを利用して行われます。
先ほど開封した検査キットの中に、アプリのダウンロード方法が記載されていました。
その指示通りにアプリをダウンロード、インストールします。
アプリの設計はかなり親切で、
特に悩むことなく進むことができました。
色々と指示がありましたが、
ついにpcr検査の主要部分、唾液採取です。
漏斗の使い方がかなり細かく指示されました。
イラストが付いていてわかりやすいですね。
提供した唾液量は、
はじめに容器を見たときは「多すぎるだろ!」と思いましたが、
実際に検査が始まってみるとすぐにクリアできる量でした。
このような指示に従うことで、唾液を無事に採取できました。
さて、採取した唾液を厳重に袋詰めします。
「バイオハザード」と書かれた袋が同封されており、
そこにpcrの検体(唾液が入った容器)を封入しました。
あとは、指定通りこの検体を郵送します。
私の場合は、最寄りの郵便局にお願いして郵送してもらいました。
翌日の朝には検査所に届く、と言われました。
さて、以上の手順を踏むと、アプリの画面が変わります。
この状態で数日が経つと、検査結果が表示されるようになるそうです。
果たして結果は……
陰性でした!
よかったですね〜
この画面に出てくるCt値という量が、
一定よりも大きくなると新型コロナウイルスの疑いが強い、
という仕組みのようです。
おそらく、pcr法によって検出されたウイルスの量に対応する値でしょう。
僕の場合、この値がハイフン「ー」となっていました。
つまり、測定誤差の範囲内で、ウイルスの量が0だった、ということですね!
おめでたい。
新型コロナウイルスについてもっと知るために
本ブログでは、新型コロナウイルス(COVID-19)に関する情報をわかりやすくまとめています。
あまり報道されていないアフリカにおける感染者数に関しては、以前にも以下の記事でまとめました。
本記事と併せてご覧ください。
アフリカにおける新型コロナウイルス(COVID-19)の現状に関しては、以下の記事でもまとめています。
〜過去に書いた記事一覧〜
(その1)厚生労働省の資料とSNS上にある陽性患者の体験談をまとめた記事がこちら↓
(その2)WHOやジョンズホプキンズ、CDCなど海外のサイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
(その3)カナダ政府の公式サイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
(その4)オランダとオーストラリア政府の公式サイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
(その5)イギリス政府の公式サイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
(その6)カナダ・ケベック州の公式サイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
(その7)アメリカ(米国)の病院メイヨー・クリニックの公式サイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
(その8)アメリカ(米国)のニュースサイトWebMDの公式サイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
(その9)アメリカ(米国)ハーバード大学の公式サイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
(その10)アイルランド(Ireland)HSEの公式サイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
(その11)カナダ(Canada)BCCDCの公式サイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
(その12)アメリカ(米国)スタンフォード大学の公式サイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
(その13)イギリス(英国)NHSの公式サイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
(その14)ニュージーランドMinistry of Healthの公式サイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
(その15)アメリカ・ノースカロライナNCDHHSの公式サイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
(その16)アメリカCDCの公式サイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
(その17)アメリカ(米国)Family doctor.orgの公式サイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
(その18)アメリカ(米国)AVMAの公式サイトを翻訳して新型コロナウイルス(COVID-19)の症状を分かりやすくまとめた記事がこちら↓
新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な感染者数も急速に増えています。
感染者数の推移を見れるサイトは、以下の記事でまとめました。
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