みなさんは、この女の子を見たことがありますか?
ベラスケスの傑作、《青いドレスのマルガリータ・テレサ》です。
マルガリータ王女の絵といえば、ほとんどの人がこの絵を思い浮かべるでしょう。
非常に有名で、美術ファン(特に女性)からも熱い支持を受けているこの一枚。
なんと、今なら上野で見ることができちゃうんです!
ということで、実際にハプスブルク展に行ってきたので、見どころなどをお伝えしていきます!
Contents
ベラスケス【青いドレスのマルガリータ・テレサ】ハプスブルク展、感想、見どころ
感想・見どころ
ハプスブルク展の感想としては、「絵以外の展示もあって面白い!」というところです。
ハプスブルク家にまつわる展示なので、絵画以外の展示も多くありました。
例えば、甲冑や水差し、日時計、壺、フォークとスプーン、ピストル……などです。
普段美術館に絵画鑑賞に行っている人からすると、新鮮で面白いと思います。
当時のお金持ちたちが使っていた装飾品などは、
きらびやかで本当に見応えがありました。
作品リストは公式サイトに掲載されており、こちらから絵画以外の色々な展示品があることが確認できます。
また、ハプスブルク家にまつわる世界史との関連も説明されており、歴史好きな人たちも楽しめる内容になっていると思います。
例えばベラスケスの絵です。
ベラスケスは宮廷画家としてフェリペ4世につかえていたので、フェリペ4世の肖像画を描いていたりします。
他にも、ルブランが描いた有名なマリーアントワネットの肖像画も見られます。
ハプスブルク家が世界史に与えた影響の大きさを実感できます。
所要時間は1〜2時間ほど。作品総数は100点
全作品数は100点です。
1作品に1分かけると、100分で見終わります。
さっと見て回ると1時間、そこそこちゃんと見て回ると2時間以上かかるでしょう。
ただし、混雑している時には待ち時間が長いのでどうしても1作品にかかる時間が長くなります。
全ての作品を、列に並んで近くから鑑賞する場合は、2時間以上かかるでしょう。
また、本展では絵画作品以外の作品もあります。
そういった作品をどの程度じっくり鑑賞するかによっても、所要時間は大きく変わってきます。
音声ガイドは「花總まり」さんと「梅原裕一郎」さん
本展の音声ガイドは「花總まり」さんと「梅原裕一郎」さんです。
花總まりさんは女優さんですね。
実は、東宝のミュージカルで、マリーアントワネットを演じられています。
本展でもマリーアントワネットの肖像は注目作品の一つですから、そういう関連で選ばれたんでしょうね。
梅原裕一郎さんは声優さんですね。
最近の作品でいくと、『慎重勇者』で主人公の龍宮院聖哉を演じていたり、『あひるの空』で八熊重信を演じられています。
声優として大活躍されていますね。
場所と料金と会期
さて、本展の会場は国立西洋美術館です。
JR上野駅から上野公園口を出て歩くとすぐ見えてきます。
他の美術館から比べると、駅に近い方なので割とアクセスしやすいと思います。
当日に窓口でチケットを購入した場合料金は、
一般:1700円
大学生:1100円
高校生:700円
です。
キャンパスメンバーズの大学に所属している場合は、料金が1000円になります。
購入時に学生証を提示すれば自動でこの値段になります。
また、ハプスブルク展のこのチケットを使って、他の展覧会の料金が割引になるそうです。
特に、同じく上野で開催中の「ゴッホ展」の料金が100円引きになります。
これは嬉しいですね。
「ゴッホ展」は上野の森美術館2019年10月11日〜2020年1月13日まで開催中です。
せっかくですから、ついでに行ってみるのも面白いかもしれませんね。
ハプスブルク展の会期は2019年10月19日〜2020年1月26日です。
毎週月曜日は休館日なので注意してください。
開館時間は9:30~17:30です。
ただし、金曜と土曜は20時までやってます。
会期末なので、そこそこ混雑していた
気になる混雑具合ですが、行ったのが会期末ということもあってか、そこそこ混雑していました。
一般に美術展は会期末になると混雑しますね。
色々なメディアで取り上げられ、認知度が高まっていくのが理由でしょう。
特に今回の展覧会は年末の休みと重なっていることもあって、そのせいで混雑するということもあるでしょうね。
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