税金・保険・年金などの社会制度って、どうしてこんなにも複雑なんでしょうね。
もしかすると、
知識がない人からお金を多くだまし取るために、
あえて複雑にしているのかもしれません。
あなたも気付かないうちに、
払わなくて良いお金を余分に支払ってしまっているかもしれません・・・
本ブログでは、複雑な社会制度をどこよりもわかりやすく解説しています。
このブログを読んで知識を身につけ、世の中をうまく生きていきましょう!
Contents
国民健康保険はいくら?加入・切り替えはどうすればいい?免除の方法は?計算のシミュレーションをしよう!
国民健康保険はいくら?
国民健康保険の保険料は、以下の式で計算することができます。
いろいろとごちゃごちゃ書いてありますが大丈夫です、
ひとつずつ見ていきましょう。
1.一世帯ごとの平等割額
まず一世帯ごとの平等割額に関してです。
これは、
日本にある全世帯が平等に負担する金額
を意味します。
つまり、「国民健康保険の一部を全世帯に対して平等に割り当てる金額」ということです。
これは自治体によって値が固定されています。
年齢によっても金額が変わりますが、例えば1世帯あたり4万円〜5万円程度かかります。
世帯の構成人員が何人だろうが同じ金額を払う、という点に注意が必要です。
大家族でも一人の家族でも、同じ金額を払うわけです。
なんだか不公平に感じますよね?
そこで、次の項目です。
2.被保険者の人数による均等割額
つぎに、被保険者の人数による均等割額に関してです。
これは、
「被保険者の人数が多い世帯ほど負担額が多くなるように、均等に割り当てた金額」
を意味します。
つまり、
世帯の構成人員(国民健康保険に加入している人だけカウント)が多い家は、
やっぱりいっぱい払って当然だよね、
ということです。
これも自治体によって値が固定されています。
年齢によっても金額が変わりますが、例えば1人あたり2万円〜3万円程度かかります。
つまり、国民健康保険に加入している家族が3人であれば、この3倍かかるわけです。
3.被保険者の所得に応じた所得割額
最後に、被保険者の所得に応じた所得割額に関してです。
これは、
「基礎控除後の総所得金額等」という値に比例してかかるお金
です。
はい、意味不明な用語ですよね。
ものすごくざっくり言えば、年収から40万円程度引き算した値です。
税制度について、詳しくはこちらで解説しています。
まぁ要するに・・・
一言で言えば、
「お金をいっぱい稼いでる人からはやっぱり多く払ってほしいよね」
ということです。
これも、自治体によって比例定数が固定されています。
例えば、「基礎控除後の総所得金額等」の0.08倍程度です。
この部分の金額は、あなたの収入によって大きく左右されますね。
加入・切り替えはどうすればいい?
そもそも、健康保険には2種類あります。
それは、
1.国民健康保険
2.社会保険
です。
「1.国民健康保険」は本記事で解説している保険です。
「2.社会保険」は、ざっくりいえば会社に所属して働いている人が入る保険です。
日本は国民皆保険、
すなわち日本国民はすべて、
1.か2.のいずれかの保険に所属しなければいけない
という制度になっています。
したがって、例えば
・fxでめちゃくちゃ儲けた大学生→社会保険の扶養を外れて国民健康保険へ加入する
・会社をやめた元社会人→社会保険を外れて国民健康保険へ加入する
など、社会保険を外れた場合には、
必ず国民健康保険へ加入する必要があります。
具体的には、
14日以内に変更手続きをおこなう必要がある、
というふうに法律で決まっています。
国民健康保険へ加入するためには、住民票がある自治体の市役所へ問い合わせればOKです。
その際、以下の2点が必要になるケースが多いようです。
このうち、
「2.社会保険を外れたことを証明する書類」
については、
社会保険を外れるためにお世話になる事業所から発行されます。
例えば、お勤めの会社の経理の方に訪ねてみてください。
多くの場合は任意様式ですので、
事業所に固有の様式があればそれに従い、
もしなければ自治体が用意しているテンプレートを経理の人に渡すと良いでしょう。
免除の方法は?
国民健康保険が免除される場合もあります。
ざっくりいえば、
あまり所得が多くない人
は国民健康保険を免除されます。
国民健康保険は世帯ごとに徴収額を決めているので、
世帯の中で国民健康保険に加入している人たちのうち、
だれがいくらかせいでいるのか、
が免除の条件を決めています。
これは自治体ごとに異なるのですが、
多くの場合は非常に複雑な式で判定されています。
例えば、国民健康保険加入人員や収入などをその数式に代入することで、
免除あるいは何割減額されるかが決まります。
自治体のホームページで確認するか、
自治体の担当者に直接ご相談するのが一番確実ですが、
例えば100万円以下の収入の方は、免除の可能性を積極的に検討してみてよいと思います。
計算のシミュレーションをしよう!
お住まいの自治体(住民票がおいてある市区町村)のホームページでは、
きっと国民健康保険の料金シミュレーションができるはずです。
例えば、Google検索で
「〇〇市 国民健康保険 料金シミュレーション」
と検索してみてください。
Excelファイルなどが公開されており、
シートに値を入力するだけで簡単にシミュレーションを行うことができる自治体もありますよ!
これは、マクロと呼ばれるプログラム言語によって計算が行われているものです。
プログラミングに興味がある人は、以下のページがおすすめです。
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