(前編)の記事では、「採点バイトの概要と給料」を語りました。
(後編)の本記事では、「採点バイトの体験談」を語ります。
- 採点バイトの良いところ(楽だった点、面白かった点など)
- 採点バイトの悪いところ(辛かった点、苦労した点など)
- 採点バイトあるある
などを語っていきます。
模試の採点バイトをしようか迷っている大学生
採点バイトの評判を知りたい方々など、
多くの人に楽しんでもらえる記事になっていると思います!
Contents
【2021】大学生、予備校の採点バイトをおすすめする理由!体験談は?評判は悪い?
大学生、予備校の採点バイトの良いところ!
私ジャパナードは今まで3回、
大手予備校で模試の採点バイトを経験してきました。
今回はその体験談をお話しします。
まずは、採点バイトの良かったところについて。
ジャパナードは基本的に採点バイトが好きなので、
良いところはいっぱいあると思います。
ここでは、「模試の裏側を知れるのが楽しいし勉強になる」という点について語ります。
日本人の半数以上が大学へ進学すると言われる昨今。
「良い大学を出ていれば将来安泰」みたいな時代はとっくに終わりましたが、
いまだに多くの人が大学受験を経験します。
大学の学士は日本で最も人気の高い資格の一つと言えるでしょう。
それだけ人気が高ければ、当然それにまつわる市場規模も大きいわけです。
大学受験の中で重要な位置を占める「模試」について知ることは、
それなりに意義のあることだと思います。
模試について知るというのは、
- 受験する
- 採点する
この両面から体験すれば、当然見識も深まっていくわけです。
模試を「採点する側」になって初めて体感できることは結構多いです。
例えば、授業中に先生が言っていたことが本当だったんだと気付けたりします。
学生時代、「ここはみんなが間違えるところだから注意してくれ」と言われた記憶がありませんか?
あるいは、学習参考書の中にもそう言った記述は散見されますね。
しかし、こう言われても、「自分以外の大人数がどのような回答をするのか」を実際に見聞きするチャンスは少ないです。
模試の採点バイトなら、これが可能です。
というか、これでお金がもらえます。
採点バイトでは、
例えば同じ問題に対する150人の回答をぶっ続けで確認したりするわけです。
すると、なんども同じような間違いに出会います。
「ああ、みんな同じところで同じように間違えるんだなあ」
と、他人事のように体感できます。
先生はやっぱり正しかった。
また、「簡単な問題を絶対に間違えるなよ」というアドバイスを受けたことがある人も多いと思います。
これも全く同じで、
150人の答案をぶっ続けで採点していると、自ずと体感できます。
みんなが合ってるとこで間違えると、やっぱり点差が開いてしまうのです。
さて、上で述べてきたことは、模試に限った話でしょうか?
多分、点数を稼ぐタイプの試験全般に言えることですよね。
そういう意味で、とても有益な体験になったなと思います。
事実を知ることと、手を動かして体験することは全く価値が違いますからね!
大学生、予備校の採点バイトの悪いところ
先ほども言ったように、ジャパナードは基本的に採点バイトが好きです。
なので、あまり悪いところはないと思います。
時給も良いし、他のバイトに比べれば楽でしょう。
ただ、強いて挙げれば以下のような悪いところが指摘できると思います。
- 受験にトラウマがある人はしんどいかも
- 過度な心配性の人は時給が下がるかも
- ずっと同じ作業だから飽きる
それぞれ、以下で補足します。
まず、受験にトラウマがある人はしんどいかもしれません。
というのも、例えば「自分がかつて受験に失敗した大学」の入試を想定した模試とかもあるわけです。
「自分が落ちたA大学に、半年後は通っているかもしれない人たち」の解いた答案を数時間見続けるのは、精神的に辛いものがあるでしょう。
しかも、自分が受験生だった当時よりも成績の良さそうな人が大勢居たりします。
採点をしていくうちに、劣等感を覚えるかもしれません。
例え成績が良くない答案であっても、その受験生に感情移入してしまうかもしれません。
このような感情移入が悪いとは限りませんが、煩わしいと感じる人は多いでしょう。
たとえ受験のトラウマがなくても、過度な心配性の人は時給が下がるかもしれません。
というのも、この採点バイトでは全て自分で管理して働く必要があります。
過度に心配性で、「この答案には受験生の人生がかかっているから採点するのが怖い……」という人は、不必要なまでに時間をかけて採点するおそれがあります。
もちろん、採点ミスがあってはならないので、適度に心配性であるのは良いことだと思いますが。
また、これは採点バイトに限ったことではないですが、
ずっと同じ作業だから飽きます。
採点という同じ行為を150枚分繰り返したりすれば、そりゃ飽きますよね。
だって人間だもの。
そもそも、150枚分の問題が共通だからこそ、いずれ慣れてきて採点の速度が上がるわけです。
したがって、飽きが来ることは、時給が上がることとトレードオフなんですね。
単純労働系の作業で飽きがきた時、皆さんもおもいおもいに対策して乗り切って来られたことでしょう。
例えば適切に休憩を入れてみたり、ちょっと運動してみたり、いくらでも対策はできるとおもいます。
大学生、予備校の採点バイトあるある
さて、ここまでは採点バイトの良いところと悪いところについて語ってきました。
採点バイトについて、だいぶイメージが掴めてきたんではないでしょうか?
ここで、もっとハッキリとイメージを掴んでもらうためにも、「採点バイトあるある」を書いてみます!
箸休めにでもお読みいただければ幸いです。
- 足し算引き算がめっちゃ速くなる(3+3+2+3+4+…みたいな足し算か、合計点–(間違えた合計点)で小計を出すので)
- ひたすら飽きて、めっちゃ部屋の掃除が捗る
- だんだん正解を暗記し始める
- そして、自分はすべての問題を解けると錯覚する
- 字が汚い人にめっちゃイラつく
- 満点が出るとちょっと嬉しい(小計の計算が楽だから)
- 零点が出てもちょっと嬉しい(採点が楽だから)
あと、これは物理に特有なあるあるですが
- 別解を見つけて感動する(分母の有理化とかsin(π/2+θ)=cos(θ)の性質とかで、見た目違うけど実は一緒的な)
- 符号のミス、係数が2倍ずれるなどが多い
- 問題文と異なる記号を使い出す人も多い
- 数式の次元が合ってないじゃん!と突っ込みたくなる
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