この記事では、私の思う「#終わり方が最高に好きな映画」をご紹介します。
その映画は……
「トゥルーマン・ショー」
です。
非常に有名な映画なので、ご存知の方も多いかもしれません。
映画の人気ランキングで軒並み上位にくることで知られるこの映画。
タイトルだけは知っていても、
実際に見たことはないという人も多いのではないでしょうか。
ぜひこの記事を読んで、知るきっかけにしていただきたいと思います。
とはいえ、「終わり方」を言ってしまうとネタバレになってしまうので、
- この映画がどれくらい高く評価されているか?
- この映画の世界観はどんな風か?
- 背景にあるテーマは何か?
をご紹介していきます。
Contents
おすすめ映画「トゥルーマン・ショー」を紹介!高評価の洋画、あらすじを解説「胡蝶の夢」
おすすめ映画「トゥルーマン・ショー」の受賞歴
映画「トゥルーマン・ショー」は1998年に公開されたアメリカ映画です。
以下のように、多くの賞を受賞しています。
- ゴールデングローブ賞 男優賞/助演男優賞/音楽賞
- ヒューゴー賞 最優秀映像作品賞
- サターン賞 最優秀ファンタジー映画作品賞/脚本賞
これだけ多くの賞を受賞しているので、しっかりと評価されていることがわかりますね!
とはいえ、映画の評価は(映画ツウだけでなく)大衆が行うべきものという意見もあるでしょう。
そこで、多くの人が票を入れるレビューサイトの評価も見てみましょう。
レビューサイトの評価
「トゥルーマン・ショー」の評価は以下のようになっています。
- Yahoo映画 3.9/5
- アマゾン 4.1/5
- 映画.com 3.7/5
- Google 94%が高評価
素晴らしいですね!
大衆からも非常に高く評価されていることがわかりますね!
Rotten Tomatoes(海外の映画レビューサイト)の評価
海外の映画レビューサイトといえば、Rotten tomatoesというサイトが有名です。
Rotten Tomatoesの評価は以下のようになっています。
- Tomatometer (批評家からの評価) 94%
- Audience score (一般の観客からの評価) 89%
Rotten Tomatoesは辛口なことで有名なサイトです。
そのサイトでこれだけの高評価を得るのはすごいことですね!
以上のように、「トゥルーマン・ショー」という映画は、
批評家からも一般の観客からも非常に高い評価を受けているといえます!
あらすじ
というわけで、「トゥルーマン・ショー」が非常に高く評価された映画だということがわかりました。
そんな「トゥルーマン・ショー」ですが、一体どんな話なのか気になりますよね!
オチを言ってしまうと面白くないので、
ネタバレを避けながらめちゃくちゃざっくりあらすじを書きますね。
主人公は、ある離島で暮らす「普通の」青年です。
毎日住民と挨拶し、通勤し、保険会社で働きます。
彼は生まれてから一度も島を出たことがありません。
毎日を楽しく暮らしていました。
ところが、ある日、異変に気付き始めます。
詳しくは映画をみて欲しいのですが、日常生活のちょっとしたところで矛盾が出てくるのです。
その異変を探っていくと、主人公は衝撃の事実にたどり着きます。
なんと、彼は多くの人によって管理されたスタジオの中で(無自覚に)役者として生活していたのです。
つまり、彼が挨拶していた住人は全てエキストラで、監督の指示に合わせて演技していたに過ぎなかったのです。
そして、隠しカメラで撮影された彼の生活の様子が、24時間全世界に配信されていたのです。
生まれてからずっと、彼は普通に生活をしているつもりでした。
まさか自分の人生全てが全世界に絶えず放送されているなんて思いもしませんでした。
果たして、この衝撃の事実に気づいた主人公は一体どういう行動に出るのか……
気になる方は、ぜひ映画「トゥルーマン・ショー」をご覧ください!
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おすすめ映画「トゥルーマン・ショー」、背景にあるテーマは何か?
このストーリーの背景にあるテーマは、多くの哲学者たちによって考えられてきたものと似ています。
最も有名なのが、「胡蝶の夢」でしょう。
荘子の「胡蝶の夢」
「胡蝶の夢」は漢文の授業や倫理の授業で登場するので、ご存知の方も多いと思います。
あらすじはこんな感じです。
昔、中国に荘子という人がいました。
彼は、蝶になって飛ぶ夢をみます。
そして目が覚めます。
普通の人であれば、「あぁ変な夢を見たな」で終わりかもしれませんが、荘子は頭が良かったので面白いことを考えました。
「いや待てよ、俺実は、本当に蝶々なんじゃね?」
これを聞いたら、「何言ってんだこいつ」と言いたくなりますよね。
しかし、実はこれは反証不可能(論理的には反論できない)な仮説なのです。
荘子は本当は蝶々で、蝶々が人間になる夢を見ているだけなのかもしれません。
このように、「私たちが認識していることは本当に正しいのか」に関するいろいろな考えは、歴史的にも多くの人が考えてきたテーマです。
今回紹介した「トゥルーマン・ショー」では、主人公の当初の認識と実際の世界がずれていました。
つまり、
認識:自分は普通の生活を送っている
実際:自分は他者によってコントロールされた世界で生活している
というわけです。
人は、なかなか自分の認識を疑うことができません。
この映画は、非常に面白い哲学的なテーマをわかりやすく提示してくれているのです。
とても面白いですよね!
ぜひご覧になってみてください!
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