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ipアドレスとは?簡単な計算方法!IPv4とIPv6両方の切り替え、変換、違いは?併用可能?判定方法は?範囲は?変換方法は?
ipアドレスとは何か?については、
こちらの記事でわかりやすくまとめています。
上の記事を読めば、ご自身のipアドレスをご確認いただけます。
ご自身のipアドレスを確認した上で、以下を読んでいただけると、
よりわかりやすくなると思います。
ipアドレス IPv4とIPv6の違い
ipアドレスを指定する一般的なプロトコル(=約束)は、
IPv4とIPv6の二つです。
このうち、現在でよく使われているプロトコルはIPv4です。
実際、以下の記事でipアドレスを確認すると、IPv4で表示されます。
歴史的には、まずIPv4が出てきて、
その後に生じたある問題を解決するべく後継として登場したのが、
IPv6だった、という流れがあります。
実際には、IPv4で生じた問題は別の理由で解決されたため、
現在でもIPv4を使い続ける人が多いです。
この理由については、当ブログの他の記事でわかりやすく解説していますが、
簡単に言いますと、NATという仕組みで問題が解決されました。
さて、一体IPv4が抱えていた問題とはなんだったのでしょうか?
それを知るためには、IPv4が表現できるパターン数を考える必要があります。
では次に、IPv4が何パターンのipアドレスを表現できるのかみていきましょう。
ipアドレス IPv4とIPv6の範囲は?
ipアドレスをIPv4で表示する場合には、以下のような形式を用います。
192.168.1.1
これは、
4つの数字
を
3つのピリオド
で区分けして表現しています。
ここで重要なのは、
4つの数字
が一体どの範囲にあるか?ということです。
実は、この4つの数字は、それぞれ0~255までの範囲に制限されています。
つまり、最も小さな数字から構成される
0.0.0.0
から
最も大きな数字で構成される
255.255.255.255
までの数字しか許されないのです。
そうしますと、表現できる数字のパターンは約43億になります。
そう、一見大きな数字に見えるのです。
しかし、ここで先述の「ある問題」が生じます。
WHOの報告によれば、2020年現在、世界の総人口は約75億9469万人です。
この問題を解決するべく考案されたのが、IPv6と言うわけです。
IPv6においては、表現できるパターンが信じられないほど多いのです。
例え話ですが、
全人類の細胞に一つずつipアドレスを当てはめたとしても、
800超個ずつ当てはめることができる
くらい、
本当にありえないくらい多いのです。
ipアドレス IPv4とIPv6の変換方法は?
最も簡単な変換方法は、以下のサイトを利用することです。
(https://rakko.tools/tools/23/)
例えば、典型的なプライベートipアドレスである
192.168.1.1
を入力すると、以下のような結果になります。
つまり、IPv4のアドレスを入力すると、IPv6のアドレスが返ってきます。
このように、
IPv4で書かれたipアドレスとIPv6で書かれたipアドレスとは、
一対一で対応しています。
これは、同じ情報を記述するためのプロトコルが異なるだけで、
意味している情報は同じであることが理由です。
先ほど申し上げた通り、
IPv6が表現できるパターン数は異常に多いです。
IPv6の典型例が
0000:0000:0000:0000:0000:ffff:c0a8:0101
であることを考えると、
見た目の長さからも納得ができるかと思います。
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このブログではpythonをはじめとしたプログラミングに関して、
どこよりもわかりやすく解説しています。
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