こういった疑問にお答えします。
中国語の単語もいくつか紹介します。
中国の少数民族であるモソ族を、サクッと学んでいきましょう!
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【2021】フェミニズムの究極形?女性が支配する中国の少数民族「モソ族」の走婚とは?
フェミニズムの究極形?女性が支配する社会、モソ族
昨今では、インターネットの発達に伴い、男女差別の問題を叫ぶ人が注目を集めるようになりました。
男女平等を目指しているはずの社会ですが、まだまだ差別的な目をむけている人は多いようです。
多くの社会では男性が優位に立ってしまい、虐げられる側の女性の権利が叫ばれていますね。
今回取り上げるモソ族の文化は、全く逆です。
まさしく、「女性が支配する社会」なのです。
モソ族独自の婚姻制度、「走婚」
それを象徴するモソ族の婚姻制度、「走婚」をみていきましょう。
走婚はいわゆる「通い婚」のような制度です。
モソ族の男女は日中、あまり一緒に過ごしません。
集まりがあるときに、男はダンスなどの手段で意中の女に好意を伝えます。
告白が成功したら、男は夜に女の家に窓から忍び込みます。
正門から入ることは許されません。
そして、一夜を共にした後は、女の両親が起きる前にこっそり帰るのがマナーです。
モソ族のルール:飽きたらいつでも離婚できる
モソ族には明確な婚姻関係が存在しません。
そして婚姻後も、夫は実家に住み続けるそうです。
私たちにとってのいわゆる「夫」という概念ではなく、どちらかと言えば「恋人」に近いのでしょう。
そして、もし愛が冷めてしまったらいつでも別れられます。
とても自由な婚姻文化なのですね。
モソ族は中国雲南省の少数民族
モソ族は、主に中国の雲南省あたりに住んでいます。
この地域は「女儿国」つまり「女の子の国」という地名をもちます。
雲南省の位置は下の地図で確認してください。
ミャンマー、ベトナム、ラオス、タイなどに接しており、確かに中国の中でも少数民族が多そうな地域ですよね。
また、チベット自治区にも接しており、チベット仏教の影響を受けているそうです。
中国政府の発表によれば、モソ族はナシ族の一部とみなされています。
中国の少数民族に関しては繊細な問題なので、これからも目が離せませんね。
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